自己選択って大事そう
自己選択は、この変化の激しい時代の中で、自分の道を突き進むための指針になります。また、自己判断をしていると、誰かに何かをやらされて気持ちが沈んだり、自分がしたくないことをしっかりと「やりたくない!」と言えるようになります。
なんとなくここまでの記事を読んでくださった方であれば、「なんとなく大事な気がする・・・」と思っていただけたかもしれません。しかし、「じゃあ、自己選択ってどうするんだよ!」となり、せっかくやる気に湧き上がった気持ちが沈んでしまうことになります。私も熱しやすく冷めやすい人間なので、気持ちはわかります・・・
せっかく熱くなった気持ちを無駄にしないために、私が実践した方法を解説させていただきます!
もしよろしければ実践してみてください!
自己選択に必要な3つの要素
自己選択を改めて説明しますと、「自分の可能性を自分の価値観に照らし合わせ、自分の意思で選択する行為です。」
つまり、自己選択をするには3つのプロセスが必要になります。
1.自分の可能性を自分で見つけること
2.自分が大切にしている価値観を理解すること
3.自分の意思で可能性を選択すること
この3つが自分の中で整理できていれば、自己選択を常にすぐにすることができます。
トランプを思い浮かべてみてください。
7並べでも大富豪でも、自分のカードを確認し、ルールでどの札を出すのがいいかを選択し、そして場に出します。
自己選択の場合だと、配られたカードが自分の可能性、どれを選ぶかは価値観(トランプで言うと各ゲームのルール次第)、そして最後はそのカードを選ぶ決断力、ということですね。
しかし、我々は、このプロセスを今まで行ってくることができませんでした。
日本の企業が多く採用している年功序列制度が、このプロセスを奪い去っているのです。
そして、この全てのプロセスは、年功序列社会では全て企業主導で行われてきました。しかし、この変化の激しい時代、企業すらも変化についていくのにやっとの時代に、我々の人生を導ける常に正しく導ける企業は存在しません。
我々は、自分の生きる道を常に選択しなければならないのです。
どのプロセス始めるべきなのか?
では、我々は自己選択をするにあたり、1.〜3.のどのプロセスから行うべきでしょうか?
私は、2.の価値観を理解するところから始めるべき、と考えております。
1の可能性を自分で見つけるということは、年齢やその人に置かれる環境で常に変化しております。これはその人のスキルや努力である程度できることですが、その時の時勢に大きく左右されます。
例えば、コロナ禍になってしまった現在では、自分のスキルや努力ではどうしようもない大きな流れがあります。だから、自分の可能性見つめたタイミング次第で可能性が絞られてしまう可能性が高いです。
また、そもそも自分の可能性がわからない、信じられないといった自分自身に自信を持てない方も多くいらっしゃいます。
そうなると、自己選択をすることが億劫になり、だんだんと自己選択から自己暗示の道へと進んでしまうようになります。
では、3.番目の決断からやるとどうなるのでしょう?
これは、思いたったがすぐ行動!とにかく行動あるのみ!というタイプの方だと思います。
しかし、待ってください。行動を繰り返すことは素晴らしいことですが、それは果たして自己選択になるのでしょうか?
ハマるまで行動し続ける体力がある人は、この方法が向いているかもしれません。しかし、そのようなタイプの人はおそらく少数派だと思います。行動一つするのも体力が要りますし、終わりの見えない行動ほど疲れるものはありません。
だから、自己選択を行う際には、2.自分の価値観を理解するところからスタートしてください。
自己選択は、「自分の可能性を自分の価値観に照らし合わせ、自分の意思で選択する行為です。」
自分の価値観が明確になっていれば、可能性が少なくとも、選択することが苦手でも、少しづつ自己選択を行うことができます。
価値観の理解の仕方
では、価値観の理解の仕方はどうやればいいのか?ということですが、
ここで書籍の紹介です。
八木仁平さんが記した、世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方、です。
こちらの本には自分の価値観がどのようなものかを気づかせてくれる質問が30個あります。
ぜひ読んで自分の中で眠っている価値観のキーワードに気づいてみてください。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、誰もみていません。まずは、自分の気持ちに素直になることから始めてみてください!
ちなみにこの本では価値観のまとめ方まで指南してくれます。こんな本が2000円せずに買えるのだから、いい時代になりましたね・・・
それでは、ぜひご自身の価値観を言語化してみてください。